【体験談】TOEIC950点のできること・できないこと

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英語太郎
英語独学マスター
14歳から英語の独学勉強法を追究しているアラサー。2024年TOEICの最新スコアは950。英検1級、高校時代は京大模試で英語1位などの成果を挙げている。家庭教師や塾講師としての指導経験も豊富。最終学歴は京大の修士課程修了。

僕は2024年5月の受験でTOEIC950点を取得しました。この記事では、950点を取得して実感したできること、できないことについて、自身の体験をもとにご紹介します。

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一般論というよりも、経験者ならではの視点からこのスコアについて赤裸々に語ります!

目次

TOEIC950点のできること

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まずは950点のスコアで「できる!」と感じたことをご紹介します。

ネイティブのリスニングにほとんど困らない

950点を取得してから、英語ネイティブや、それに近い発音の英語はかなり聞き取れるようになったと感じています。

アメリカ、イギリス、オーストラリアなどの英語圏の方の英語は、日常会話からビジネス、アカデミックな内容まで、ほとんど聞き取ることができます。

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元々大学院で英語の授業も受けていたので、アカデミックなリスニングは得意だったのですが、950点に到達したことで、より幅広い場面で使われる英語を理解できるようになりました。

たとえば、外国人の旅行客との会話や、職場での外国人同僚とのミーティングなどです。リスニング力の向上は、コミュニケーションをスムーズにする大きな助けになっていると実感しています。

リーディングは余裕

一般的にTOEICはリスニングスコアが高い人が多いと言われていますが、僕はずっとリーディングの方が高いです。元々英語の読解は得意だったのですが、950点を取得したことで、さらにリーディング力が強化されたように感じています。

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たとえば、海外のニュース記事や、ビジネス関連の文書など、様々なジャンルの英文を読む機会が多いのですが、内容理解の面でも読むスピードの面でも、ほとんど困ることがありません。専門的な技術系の文書でない限り、英語の読解には自信があります。

ただし、僕の場合は大学院で英語論文をよく読んでいたので、その経験も読解力の向上に関連していると思います。TOEICの勉強だけでなく、普段から英語に触れる機会を多く持つことが、英語力全般の向上につながるのだと感じています。

英会話やライティングは?

TOEIC L&Rテストはリスニングとリーディングの試験なので、英会話やライティングへの直接的な効果は限定的だと思います。しかし、950点を取得したことで、間接的な効果は感じられます。

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英会話については、「相手の英語が聴き取りやすくなったので、スムーズな返答がしやすくなった」という点で上達を感じます。相手の言っていることがよく理解できるので、それに対して的確な返答もできる、というイメージです。

ライティングについても同様です。読解力が上がったことで、英文を書く際に参考にできる情報が増えた気がします。しかし、文法的に正しい文章を書く力や、論理的に文章を構成する力は、TOEIC対策だけでは十分に身につかないと思います。

僕の場合は、英検1級の勉強の方が、英会話やライティングの上達に直結していました。英検では、スピーキングとライティングのテストがあるので、そのための対策が功を奏したのだと思います。

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英検はTOEICほどメジャーではないですが、英語力をバランスよく鍛えらえるので個人的にはおすすめの資格試験です。

TOEIC950点のできないこと

ここまで、TOEIC950点で できるようになったことをお話ししてきました。しかし、このスコアを取得しても、まだまだできないことはたくさんあります。

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ただし、できないことに関しては個人差が大きいと思うので、あくまで1人の体験談として受け取っていただければと思います。

非ネイティブの英語のリスニング

アメリカ、イギリス、オーストラリアなどの英語圏の方の英語は問題なく聴けるようになったのですが、非ネイティブの方の英語は聴き取るのに苦労することが多いです。

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特に、仕事で関わることのあるインドの方の英語は、独特のイントネーションや発音の癖があるので、聴き取りに苦戦します。

TOEICでは今のところ非ネイティブの英語は出題されないので、リスニング対策としてはネイティブの英語を聞く練習がメインになります。

しかし、グローバル化が進む今の社会では、非ネイティブの方とコミュニケーションを取る機会も増えていますTOEIC学習と並行して、様々な国の人の英語に触れる機会を持つことが大切だと感じています。

カジュアルな英語がわからないことも

TOEICはビジネスや日常生活での英語使用を想定した試験なので、くだけすぎた表現や、スラングなどのカジュアルな英語は出題されません。そのため、TOEICの勉強だけでは、カジュアルな英語の理解は不十分だと感じています。

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たとえば、海外の友人とのチャットや、英語の映画やドラマを見ていると、聞いたことのない表現や単語が出てきて戸惑うことがよくあります。「これってどういう意味なんだろう?」と思っても、TOEICの勉強では扱わない内容だったりするんですよね。

最近ではこの点を克服するために、外国人のYouTuberの動画をよく見ていて、リアルな英語に親しむ時間を作るようにしています。

TOEIC950点に関するよくある質問

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ここでは950点というスコアについてよくある質問にお答えします。

900点と950点では違う?

900点と950点では、英語力に大きな差があると感じています。900点は、確かに高得点ではあるのですが、「TOEIC対策」として勉強すれば到達できるレベルだと思います。つまり、出題傾向を分析して、よく出る問題に的を絞って対策することで、900点は狙えるはずです。

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一方、950点に到達するには、英語の基礎力を徹底的に鍛える必要があります。マイナーな語彙や、高度な文法知識も網羅的に身につけていることが求められ、また、長文読解やリスニングの速度や正確性も、900点の時よりも必要だと感じました。

900点のスコアの情報については、下記の記事も参考にしてください。

950点の勉強は何をした?

正直に言うと、僕は仕事柄、普段から英語を使う機会が多いので、それが950点の取得に役立ったのは間違いありません。会議や打ち合わせ、メールのやり取りなど、日常的に英語に触れることで、自然と語彙力や文法知識が身についていったのだと思います。

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ただ、今回のTOEIC受験に際しては、独学の実験も兼ねて「スタディサプリENGLISH」というアプリを使って勉強しました。このアプリは、TOEICの出題傾向に合わせたカリキュラムになっていて、語彙力の強化に加え、リスニングとリーディングの両方を効率的に学習できるんです。

僕の場合は、通勤電車の中でスタサプを使って勉強する時間を作っていました。スキマ時間を有効活用できるのが、アプリ学習の大きなメリットです。

1日30分程度の学習を数ヶ月続けただけで、リスニングとリーディングの力がぐんぐん伸びていくのを実感できました。

もちろん、950点取得の要因が全てスタサプにあるとは言えません。しかし、このアプリを使った学習が、高得点の後押しになったのは確かです。TOEICの勉強のやり方に悩んでいる人は、一度試してみる価値があります。

英語太郎

スタサプの特徴や実際に使った時の話は下記の記事をご覧ください!

まとめ:950点でも課題はある

この記事では、TOEIC950点を取得した僕ができるようになったこと、まだできないことを、体験談を交えてお話ししました。

英語太郎

TOEIC950点は、英語力の高さを示す一つの指標ではあるものの、ゴールではないなと感じています。この点数を取ったからといって満足せずに、今後も英語の学習を継続していきたいと思います。今回の体験談が、みなさんの英語学習のモチベーションに繋がれば幸いです!

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