グローバルビジネスの現場では、英語力の差が即座に成果の差となって表れます。ビジネスのスピードが加速する今、英語力を短期間で向上させる必要性がますます高まっているのです。

そんな中、僕は今話題の短期集中型英語コーチング「One Month Program」を実際に受講し、驚くべき成果を得ることができました。この記事では、そのリアルな体験談とともに、プログラムの詳細や実際の費用対効果まで、余すことなくお伝えしていきます。
英語学習における僕の経歴と直面した課題


僕の英語学習は14歳で始まりました。高校時代には京大模試で英語1位を獲得するなど、アカデミックな英語力には自信を持っていました。大学院では理系の研究に携わりながら、家庭教師や塾講師として多くの学習者の成長をサポートしてきました。TOEICは現在950点、英検1級も保持しています。



しかし、そんな僕でも大きな課題に直面することになりました。グローバル展開を進める会社に転職したことで、海外クライアントとの商談機会が格段に増えたのです。技術的な内容の即興プレゼンテーションや、細かな価格交渉、オンライン会議でのファシリテーション、契約条件についての詳細な討議など、ビジネスの現場では、アカデミックな英語力だけでは太刀打ちできない場面が次々と発生しました。
特に苦労したのは、緊急時の対応でした。ある日、海外のクライアントから製品の不具合について緊急の連絡が入りました。技術的な問題の説明と対応策の提案を即座に行う必要がありましたが、専門用語を交えた説明がスムーズにできず、クライアントを不安にさせてしまう結果となってしまったのです。
One Month Program選択の決め手となった特徴
引用:One Month Program 公式サイト
このような課題を克服するため、様々な英語学習プログラムを比較検討しました。その中でOne Month Programを選んだ最大の理由は、徹底的なサポート体制の存在です。日本人トレーナーとネイティブ講師によるダブルサポートは、他の英語コーチングにはあまり見られない特徴でした。
また、ビジネス英語に特化したカリキュラムも魅力的でした。単なる英会話レッスンではなく、実際のビジネスシーンを想定した実践的な演習がOne Month Programには用意されています。さらに、業界別にカスタマイズされた教材は、即座に実務で活用できる内容となっています。
One Month Programの申し込みから受講開始までのプロセス
引用:One Month Program 公式サイト
実は、One Month Programの申し込みを決意するまでには、約1ヶ月の検討期間を設けました。複数の英語コーチングスクールを比較検討し、無料体験・カウンセリングも受けました。また、プログラムの費用対効果を検証し、会社の研修制度も確認しました(僕の会社は特に使える研修制度はありませんでした)。



決め手となったのは、無料カウンセリングでの体験でした。カウンセラーは僕の課題を的確に理解し、具体的な解決策を提示してくれました。特に印象的だったのは、僕が抱えていた「緊急時の英語対応」という課題に対して、実際のビジネスシーンを想定したロールプレイングを交えながら、具体的な改善方法を示してくれたことです。
また、カリキュラムのカスタマイズ性の高さも魅力でした。IT業界特有の専門用語や商談シーンに特化した受講内容が可能なことを知り、実務での即効性を期待して受講を決意しました。
One Month Programの具体的なカリキュラム内容
引用:One Month Program 公式サイト
プログラムの全体設計と特徴
One Month Programは、4週間の集中型英語コーチングとして設計されています。このプログラムの特徴は、単なる英会話レッスンではなく、ビジネスパーソンの英語力を短期間で向上させるための総合的なアプローチにあります。



まず特筆すべきは、通訳養成で使用される学習メソッドが導入されていることです。シャドーイングやディクテーションといった技法を体系的に学び、実践することで、リスニング力とスピーキング力を同時に向上させることができます。
また、ビジネスシーンを想定した実践的な演習が豊富に用意されています。例えば、プレゼンテーションやネゴシエーション、クレーム対応など、実際のビジネスで直面する場面に特化した練習を重ねることができます。
さらに、個別カスタマイズされた教材と課題が提供されます。僕の場合は、IT業界での商談や技術プレゼンテーションに焦点を当てた教材が用意され、相談したところ自社製品の資料を活用した練習も可能でした。
第1週目:基礎固めと学習ルーティンの確立
プログラムの初日は、オリエンテーションから始まりました。ここでは、プログラムの全体像と目標設定、学習管理システムの使用方法、課題の提出方法とフィードバックの受け方、トレーナーとの連絡方法、緊急時のサポート体制など、プログラムを効果的に活用するための基本情報が提供されました。
特に重要だったのは、学習ルーティンの確立です。僕の場合、朝型の学習スケジュールを採用しました。毎朝6時から7時までの1時間を自己学習の時間として確保し、シャドーイングとディクテーションを中心とした練習を行いました。



この時間帯を選んだ理由は、仕事開始前の集中力が高い時間帯を有効活用できること、また、この時間であれば仕事の緊急対応などで学習が中断されるリスクが低いことでした。実際、この朝一番の学習習慣は、プログラム終了後も継続していて、大きな財産となっています。
第1週目の学習内容は、主に以下のような要素で構成されていました。まず、現状の英語力を詳細に分析するためのアセスメントを受けました。文法力、語彙力、発音、リスニング力、スピーキング力など、様々な観点から評価が行われ、特に改善が必要な分野が特定されました。
僕の場合、イディオムの使用頻度が低いことや、ビジネス特有の表現に不慣れな点が課題として指摘されました。また、発音面では特にリエゾン(音と音とのつながり)とイントネーションに改善の余地があることが分かりました。
これらの分析結果に基づいて、個別の学習プランが作成されました。
第2週目:ビジネス会話力の本格的な強化
2週目からは、より実践的なビジネス英語の習得に焦点を移していきました。毎日の課題は、実際の商談シーンを想定したものが中心となります。特に印象的だったのは、定期的にあるネイティブ講師とのロールプレイングでした。



例えば、価格交渉のシミュレーションでは、「Could you offer us a better price?」という質問に対して、いかに説得力のある回答をするかを徹底的に練習しました。単に「No, we can’t」と言うのではなく、「While our price point reflects the premium quality and advanced features of our product, we could explore volume discounts or extended payment terms if those would be helpful」といった、建設的な対案を含む回答ができるようになるまで、繰り返し練習を重ねました。
第3週目:実践的なビジネスコミュニケーションスキルの向上
3週目に入ると、より実務に直結した内容へと学習が深化していきました。この週で特に印象的だったのは、実際の業務で使用している資料を教材として活用できたことです。僕の場合、自社の製品仕様書や提案書を英語化する実践的なトレーニングを行いました。



全てのトレーナーで可能なのかはわかりませんが、受講を検討している方は1度無料カウンセリングで自社の資料などを使えるか確認してみてください。
ある日の学習では、自社製品の新機能について英語でプレゼンテーションを行う課題が出されました。日本語では普段から説明している内容なのですが、英語となると専門用語の選択や、聞き手にわかりやすい説明の構築に苦心しました。トレーナーからは「技術的な正確さを保ちながら、よりシンプルな表現を使うこと」というアドバイスを受け、何度も表現を練り直しました。
また、この週では電話会議でのコミュニケーション訓練にも重点を置きました。音声のみでのコミュニケーションは、表情やジェスチャーが使えないため、想像以上に難しいものでした。特に、通信状態が悪い場合や、複数の参加者が同時に発言するような状況での対応方法について、実践的なトレーニングを受けることができました。



印象的だったのは、「聞き返す」技術の習得です。ビジネスの場面では、聞き取れなかった場合にただ「パーディン?」と言うのではなく、状況に応じた適切な表現を使い分ける必要があります。「Could you please elaborate on that point?」や「Just to confirm, are you saying that…?」といった、より洗練された表現を学び、実践することができました。
第4週目:実践と最終調整
プログラムの最終週では、それまでの学習内容を実際のビジネスシーンで活用する機会が多くありました。



この週のある日、アメリカの大手クライアントとの価格交渉の機会がありました。以前であれば緊張で固くなっていたところですが、プログラムで学んだネゴシエーションの技術を活かし、自信を持って交渉に臨むことができました。具体的には、価格に関する質問に対して、製品の価値を明確に説明しながら、代替案として数量割引を提案するなど、建設的な対話を展開することができました。
また、予期せぬ状況への対応力も試されました。商談中、クライアントから想定外の技術的な質問が投げかけられたのですが、プログラムで学んだ「時間を稼ぐ表現」を使いながら、的確な回答を導き出すことができました。「That’s an interesting question. Let me make sure I understand it correctly…」と切り出し、質問の意図を正確に把握してから回答することで、より効果的なコミュニケーションを実現できました。
プログラムの締めくくりとして、最終週には総合的な振り返りとフィードバックセッションが設けられました。4週間の学習を通じて、どのようなスキルが向上し、どのような課題が残されているのか、詳細な分析が行われました。また、プログラム終了後の自習計画についても、具体的なアドバイスを受けることができました。
One Month Programの料金体系と費用対効果
引用:One Month Program 公式サイト
料金設定と内訳
One Month Programの受講料は一律327,800円(税込)です。この金額を見たとき、正直なところ大きな投資だと感じました。しかし、提供されるサービスの質と量を考えると、その価値は十分にあると判断しました。
この料金には、8回の個別レッスン(1回60分)が含まれています。各レッスンは、事前の準備から事後のフィードバックまで、非常に丁寧な構成となっています。



特筆すべきは、毎回のレッスン後に提供される約5ページにわたる詳細なフィードバックレポートです。ここには単なる誤りの指摘だけでなく、より効果的な表現の提案や、ビジネスシーンでの具体的な活用方法まで、詳細に記載されていました。
教材とカリキュラムの充実度
提供される教材は、28日分の自己学習用テキストを中心に構成されています。
また、仕事との両立が心配でしたが、柔軟にレッスンスケジュールを調整できました。ある時は、急な海外出張が入ってしまい、レッスンの日程変更を依頼したのですが、迅速に対応していただけました。
トレーナーの質も非常に高いです。日本人トレーナーは英語教育の専門家としての知識だけでなく、ビジネスの現場経験も豊富でした。あるとき、契約書の文言について質問した際、実務経験を基に、具体的なアドバイスをいただけました。ネイティブ講師も、ビジネス経験が豊富な方々で、単なる英会話ではなく、実践的なビジネスコミュニケーションを学ぶことができました。
気になった点
プログラムの料金設定については正直、考えさせられました。327,800円という金額は、確かに高額です。社会人であれば投資価値は十分にありますが、学生や若手社員にとっては大きな負担となるでしょう。



また、成果保証制度がないことも気になりました。もちろん、英語学習の成果は個人の努力に大きく依存しますが、何らかの保証があれば、より安心して受講を決断できたと思います。事前のカウンセリングで目標設定と期待値のすり合わせを丁寧に行うことで、ある程度はカバーされていますが、より明確な成果保証があれば理想的です。
One Month Programの受講を検討する際の重要なポイント
引用:One Month Program 公式サイト
受講前の準備と心構え
One Month Programを最大限活用するためには、事前の準備が極めて重要です。まず、プログラム期間中の業務スケジュールを十分に確認することをおすすめします。僕の場合、重要なプロジェクトの締め切りと重なってしまい、学習時間の確保に苦労した経験があります。
また、明確な目標設定も成功の鍵となります。漠然と「英語力を上げたい」と考えるのではなく、「海外クライアントとの商談で価格交渉ができるようになる」「技術プレゼンテーションを英語で行える」といった、具体的な目標を持つことが重要です。



僕は事前に、普段の業務で困っている英語シーンをリストアップし、カウンセリングで相談しました。その結果、プログラムの内容を自分のニーズに合わせて調整してもらうことができました。
学習効果を最大化するためのアドバイス
プログラムを受講する際は、提供される教材やフィードバックを最大限活用することが重要です。特に、毎日の課題に対する詳細な添削は、自分の弱点を把握し、改善するための貴重な機会となります。



僕の場合、トレーナーからのフィードバックをすべてiPhoneのメモに記録し、定期的に見直すようにしていました。特に効果的だった表現や、よく指摘される間違いについては太字で強調し、いつでも参照できるようにしていました。
また、ネイティブ講師とのレッスンは、必ず事前準備をして臨むことをおすすめします。単に与えられた課題をこなすだけでなく、実際の業務で困っている場面や確認したい表現をメモしておき、レッスン時間を有効に活用することが大切です。
さらに、プログラム終了後も学習効果を維持するためには、継続的な取り組みが必要です。僕は、プログラムで確立した朝の学習習慣を現在も続けています。毎朝30分程度でも、シャドーイングや英語ニュースの視聴を行うことで、学習効果を維持することができています。
One Month Programがおすすめの方とそうでない方
引用:One Month Program 公式サイト
特に効果が期待できる方



One Month Programは、特にビジネスの現場で英語を使用する必要がある方に大きな効果があります。僕の経験から、以下のような状況にある方には特におすすめです。
まず、海外クライアントとの商談や技術的なプレゼンテーションを行う機会が多い方です。プログラムでは、実際のビジネスシーンを想定した実践的なトレーニングが豊富に用意されているため、即座に業務に活かすことができます。
また、短期間での英語力向上が必要な方にもおすすめです。僕自身、海外プロジェクトの立ち上げが決まり、急遽英語力の向上が必要になった際にこのプログラムを選択しました。4週間という集中的な学習期間で、確実に成果を出すことができました。
さらに、自習時間を十分に確保できる方にも向いています。毎日2-3時間の学習時間は必要ですが、その時間を確実に確保できれば、プログラムの効果を最大限に引き出すことができます。
あまり向いていない方



一方で、以下のような方には、別の学習方法を検討することをおすすめします。
まず、日々の業務が非常に忙しく、安定した学習時間を確保できない方です。僕の受講中も、突発的な業務で予定していた自習時間が取れないことがありましたが、その場合は深夜や早朝に時間を作って対応しました。時間的余裕があまりない場合は、もう少しゆとりのある時期での受講を検討した方が良いでしょう。
また、明確な学習目標が現時点ではない方にも、すぐの受講はおすすめしません。このプログラムは、具体的な目標に向けて集中的に学習を進めていく設計になっています。「とりあえず英語を勉強したい」という漠然とした目的では、高額な投資に見合う効果を得られない可能性があります。
One Month Programの最終的な感想
引用:One Month Program 公式サイト
コスパはどうだった?
One Month Programの受講料327,800円は、決して小さな投資ではありません。しかし、僕の場合、この投資は確実に回収できたと思っています。



まず、直接的な効果として、英語でのコミュニケーション能力が大幅に向上しました。これにより、海外クライアントとの商談がスムーズになり、返答までの時間が短縮されました。
間接的な効果としては、英語学習に対する自信が大きく向上したことが挙げられます。以前は英語での対応に不安を感じることが多かったのですが、今では自信を持って取り組むことができます。これは金額には換算できない大きな価値だと感じています。
今後の学習に活かせる要素
プログラムを通じて得られた学習方法や教材は、その後の自習でも大いに役立っています。特に、ビジネスシーンに特化した表現や、効果的なシャドーイングの手法は、日々の学習の中で継続的に活用しています。



また、トレーナーから教わった学習計画の立て方や、効率的な時間の使い方なども、現在の自習に活かされています。こうした知識は、プログラム終了後も自分の英語力を向上させ続けるための重要な資産となっています。
One Month Programのよくある質問
引用:One Month Program 公式サイト



最後に、この英語コーチングに関してよくある質問にお答えします!
料金の分割払いは可能ですか?
One Month Programの料金支払いについて、基本的には一括払いが原則となっています。ただし、クレジットカード払いを利用する場合、各カード会社の分割払いサービスを利用することが可能です。
料金以外に追加で発生する費用はありますか?
入会金・教材費は無料で受講料に含まれています。ただし、オンライン受講に必要な通信費は自己負担となります。また、追加のレッスンや延長を希望する場合は別途費用が発生します。推奨教材の購入は任意ですが、こちらも別途費用がかかります。
基本的に表示された料金以外の追加費用はないので、予算管理がしやすいのが特徴です。隠れた費用がないことは、受講を検討する上で大きなポイントですね。
途中で辞めた場合、料金は返金されますか?
One Month Programは1ヶ月完結型のため、原則として返金制度はありません。そのため、受講を決める前に無料カウンセリングで詳細を確認することを強くおすすめします。



ただし、受講者の満足度は非常に高く、途中辞退のケースは稀だそうです。プログラムの質の高さを示す一つの指標と言えるでしょう。
料金に見合う効果が得られなかった場合の保証はありますか?
One Month Programには明確な成果保証制度は設けられていません。しかし、それに代わる取り組みがいくつかあります。
まず、カウンセリングで受講者の目標と期待値を事前に確認します。これにより、プログラムが受講者のニーズに合っているかを事前に判断できます。また、プログラム中の進捗状況を細かく管理し、必要に応じて調整を行います。



英語コーチングは相性の問題もあるので、無料カウンセリングで自分に合うか事前に確かめておくのは必須と言えます。
まとめ:One Month Programで実現できること
引用:One Month Program 公式サイト
One Month Programを通じて、僕は単なる英語力の向上だけでなく、グローバルビジネスで通用するコミュニケーション能力を手に入れることができました。特に、海外クライアントとの商談での自信が大きく向上し、具体的な成果につながっています。
毎日の学習負荷は確かに高く、料金も決して安くはありません。しかし、短期間で確実に成果を出したい方、特にビジネスの現場で即座に活用できる英語力を身につけたい方には、非常に価値のある投資になるはずです。
重要なのは、単にプログラムを受講するだけでなく、自分の目標に向かって主体的に取り組む姿勢です。明確な目標を持ち、十分な学習時間を確保できる環境があれば、このプログラムは必ず期待以上の成果をもたらしてくれるはずです。



僕自身このプログラムを受講して本当に良かったと感じています。英語力の向上は、キャリアの可能性を大きく広げてくれました。英語学習に本気で取り組みたい方には、ぜひ無料カウンセリングを受講してみてください!