英語のディクテーションの効果的なやり方を解説

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英語太郎
英語独学マスター
14歳から英語の独学勉強法を追究しているアラサー。2024年TOEICの最新スコアは950。英検1級、高校時代は京大模試で英語1位などの成果を挙げている。家庭教師や塾講師としての指導経験も豊富。最終学歴は京大の修士課程修了。

この記事では、特に英語のリスニング力の向上を目指している方におすすめの勉強法「ディクテーション」のやり方を解説します。

英語太郎

少し時間のかかる勉強法ですが、正確なリスニングスキルを鍛えやすいので、ぜひこの記事を参考にチャレンジしてみてください。

目次

ディクテーションとは?

ディクテーションとは、英語の音声を聞いて、その内容を書き取る学習法のことです。この学習法は、リスニング力とライティング力を同時に鍛えることができるのが大きな特徴ですが、特に正確な聴き取りに効果があります。

英語太郎

音声を聞き取り、内容を正確に理解した上で、スペリングや文法にも気を配りながら書き取ることで、リスニングスキルを効果的に向上させることができます。

また、ディクテーションは集中力と記憶力の向上にも役立ちます。音声にフォーカスして聞き取る練習は、普段の英語の勉強だけでなく、TOEICのような資格試験の本番でも役に立つ集中力を磨けます。

英語太郎

さらに、英語の音声と文字の対応関係を理解することで、リスニングとリーディングの相乗効果も期待できます。

ディクテーションの効果的なやり方

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ここではディクテーションの具体的なやり方を解説します。

準備するもの

ディクテーションを始める前に、以下のものを準備しておきましょう。

英語の音声教材

ネイティブスピーカーの音声がおすすめ。初心者の方は、ゆっくりめのスピードの音声教材を利用しましょう。

ノートとペン

ディクテーションでは聴いた英語を書き取る必要があります。手書きがおすすめですが、タイピングでも構いません。

辞書

スマホアプリの辞書でもOKです。音声を聞きながら、すぐに単語の意味を調べられると便利です。

イヤホンやヘッドホン

周囲の雑音を遮断して音声に集中するために、イヤホンやヘッドホンを使用することをおすすめします。

ディクテーションの手順

1. 音声の概要を把握する

まず、教材の音声を通して聞いてみましょう。内容を大まかに理解し、話のポイントをつかむことを目的とします。

英語太郎

難しい単語やフレーズがあれば、メモしておくのがおすすめです。

2. 音声を細かく聴いていく

次に、音声を区切って聞いていきます。一文ずつ、または数秒ごとに区切って聞き、聞き取った内容を書き取ります。

英語太郎

スペリングや文法に注意しながら、できるだけ正確に書き取ることを意識してくださいね。

3. 書き取り内容のチェック

書き取りが終わったら、もう一度音声を聞きながら、自分の書き取った内容が正しいかどうかチェックします。

英語太郎

間違いがあれば修正し、難しかった部分は復習できるようにチェックをつけたり、別のノートにまとめるのがおすすめです。

4. 再び通して音声を聴く

さらに、もう一度通して音声を聞いてみましょう。修正した内容を確認し、話の内容理解を深めることを意識します。

5. 繰り返し復習する

後日、同じ音声でディクテーションを行ってみましょう。前回との違いを比較し、自分の上達度を確認することができます。

英語太郎

僕は翌日、2日後、1週間後…というペースで復習をしています。

ディクテーションの注意点

ディクテーションの注意点として、集中力を切らさないよう、定期的に休憩を取ることが大切です。

英語太郎

僕は1時間くらいディクテーションをやると頭がボーッとしてくるので、30分くらいに留めることをおすすめします。

Aくん

結構負荷の大きい勉強法なんだね!

また、聞き取れない部分があっても、そのままにせず、前後の文脈から推測して文を完成させてみましょう。完璧を目指すのではなく、徐々にレベルアップを意識するのがポイントです。

英語太郎

ディクテーションでは、モチベーション維持のために自分に合った教材を選ぶことも重要です。興味のある分野で、自分のレベルに適した教材を選びましょう。

おすすめのディクテーション教材

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続いて、英語のディクテーションにおすすめの教材をいくつかご紹介します。

全員におすすめ!TOEIC教材のリスニングパート

1問あたりがあまり長くなく、TOEIC受験を考えている方以外にも実はぴったりの教材です。

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多くのTOEIC教材にはスクリプトも載っているので、自分で添削や復習が簡単にできる点でもおすすめです。

手軽に試せる英語学習用ポッドキャスト

英語の勉強用のポッドキャストも多く配信されているので、そうした音声教材をディクテーションに活用するのもお勧めです。

英語太郎

ただ、自分が興味のあるポッドキャストを探す手間がかかったり、体系的に学びづらいところはあるので、「とりあえずディクテーションを試しみる」といった目的で使ってみましょう。個人的にはメインはTOEIC教材がおすすめです。

慣れてきた人向け:英語ニュースやTEDトーク

最新のニュースを題材にしているので、リスニング力だけでなく、国際的な時事問題への理解も深まります。

TEDなら興味のあるトピックを選ぶことで、英語学習のモチベーションアップにもつながります。

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YouTubeなどで字幕が付いているものだとさらに勉強しやすいです。ただ、ニュースやTEDはスピードもかなり速いので、英語学習中級〜上級者の方向けの教材といえます。

ディクテーションの効果を高めるコツ

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せっかくディクテーションを行うなら、より効果的に学習したいですよね。ぜひ以下のようなコツを取り入れてみてください。

シャドーイング

音声に合わせて声に出して読む勉強法がシャドーイングで、ディクテーションのようにリスニング力アップに効果があります。

英語太郎

シャドーイングについては下記の記事も参考にしてください!

ディクテーションした内容を要約する

要点をまとめる練習は、内容理解と同時に、アウトプット力の向上にもつながります。

英語太郎

最初は日本語で要約して、慣れてきたら英語でもチャレンジしてみましょう。

学んだ表現を使ってみる

別の英語の勉強、たとえばライティングや英会話などで、ディクテーションで学んだ表現を使っていくのもおすすめです。

英語太郎

これは完全独学では難しいですが、オンライン英会話などを取り入れてぜひ学んだ表現を活用してください。

英語のディクテーションのよくある質問

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最後に、ディクテーションについてよくある質問にお答えします。

ディクテーションは毎日やるべき?

毎日続けることが理想的ですが、忙しい場合は週3〜4回でも効果があります。

英語太郎

大切なのは、短時間でも継続的に取り組むことです。無理のないペースで続けることを目指しましょう!

ディクテーションは初心者でも可能?

初心者でも十分可能です。ポイントは、自分のレベルに合った教材を選ぶこと。

英語太郎

最初は簡単な文章から始め、徐々にステップアップしていきましょう。分からない単語は、積極的に辞書やアプリで調べるようにしましょう。英語学習初心者の方はインプットの勉強も並行してやるのがおすすめなので、ぜひ下記の記事も参考にしてください。

ディクテーションにかける時間はどのくらい?

1回15〜30分程度が理想的です。集中力が続く範囲で調整しましょう。

英語太郎

長時間のディクテーションはヘトヘトになって逆効果になる可能性もあるので、短時間でも質の高い学習を心がけることが大切です。

ディクテーションの効果はいつ頃現れる?

個人差はありますが、2〜3ヶ月程度続けるとリスニング力に関して効果を実感しやすいです。

英語太郎

語彙・文法の勉強など、他の英語学習を組み合わせると相乗効果が期待できておすすめです。

まとめ:ディクテーションで英語のリスニング力アップ!

この記事では、英語のディクテーションのやり方やコツをご紹介しました。

ディクテーションは、英語のリスニング力を集中的に鍛えることができる効果的な学習法です。正しいやり方で、少しずつでも継続的に取り組むことが上達への近道となります。

自分に合った教材を選び、適度な量を毎日こなすことを習慣づけましょう。語彙のインプット学習や、シャドーイングなど、他の学習法と組み合わせることで、さらなる効果が期待できます。

英語太郎

どうしてもディクテーションが難しく感じる場合は、まずは語彙と文法の知識を固めてから再チャレンジしてみてください!

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