TOEIC IPテストとは?英語初心者にもおすすめの社内・学内TOEICテストを解説

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英語太郎
英語マスター
14歳から英語の勉強法を追究しているアラサー。2024年TOEICの最新スコアは950。英検1級、高校時代は独学で京大模試で英語1位などの成果を挙げている。家庭教師や塾講師としての指導経験も豊富。最終学歴は京大理系の修士課程修了。

TOEIC IPテストとは、企業や学校が主催する社内TOEICテストのことで、一般のTOEICテストとは少し違った特徴があります。特に社会人や学生の皆さんにとって、受験しやすく英語学習のモチベーションアップにつながるテストです。

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この記事では、TOEIC IPテストの概要や一般のTOEICテストとの違い、受験できる場所や申込方法などを詳しく解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

TOEIC IPテストとは?

TOEIC IPテストとは、企業や学校が主催して社員・学生を対象に実施するTOEICテストのことです。「IP」はInstitutional Programの略で、機関プログラムを意味します。つまり、TOEICの問題を使って、企業や学校が独自に英語テストを実施するイメージです。

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一般のTOEICテストは個人が申し込んでテストセンターなどで受験しますが、TOEIC IPテストは職場や学校で受けられるので、受験のハードルが低いのが特徴です。また、受験料は企業や学校が全額、または一部負担してくれることが多いので、自己負担少なめで受けられるのも嬉しいポイントですよね。

TOEICとTOEIC IPテストの違い(メリット・デメリット)

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IPテストのメリット・デメリットを通常のテストと比較しながら解説します。

TOEIC IPテストのメリット

メリット1:申し込みが楽

TOEIC IPテストのメリットは、なんといっても企業や学校がすべてを用意してくれるところにあります。場所も日程もすべて主催者側で決めてくれますし、申し込みも簡単なことが多いので、自分で何かを手配する必要がほとんどありません。

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忙しい社会人や学生の方にとってはかなりありがたいですよね。

メリット2:受験料が安い

IPテストは多くの場合、受験料は企業や学校が全額負担、あるいは一部負担してくれます。完全無料とまではいきませんが、自己負担が少なくて済むのは大きなメリットです。

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この記事を書いている2024年6月時点で通常のTOEICの受験料は7,810円(税込)です。TOEIC IPテストなら団体によってこれよりかなり安く、または無料で受けられます。経済的な負担を気にせずに受けられるので、気軽に挑戦できますね。

メリット3:慣れた環境で受験できる

職場の同僚や学校の友だちと一緒に受験できるのも、TOEIC IPテストの魅力です。みんなで頑張る雰囲気があると、モチベーションも上がりますよね。一般のTOEICテストだと周りは知らない人ばかりで緊張することもありますが、TOEIC IPテストなら会場も学校や職場のことが多いので、いつもの環境でリラックスして臨めるんです。

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僕も学生時代、友だちと一緒にTOEIC IPテストを受けましたが、お互いに刺激し合いながら英語学習を頑張ることができました。ただ、後ほど解説するようにこれはデメリットにもなりえます。

TOEIC IPテストのデメリット

デメリット1:正式なスコアではない

TOEIC IPテストにもデメリットがないわけではありません。まず、一般のTOEICテストと違って、TOEIC IPテストのスコアは公式認定されません。つまり、就職活動や大学院進学、海外留学の出願などには使えないんです。

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企業の対応はバラバラで、僕は転職の時にIPテストが使える企業も見かけました。とはいえ、就活や転職に使う場合も正式なスコアを取得しておく方が安心です。

デメリット2:試験日が一定でない

試験日や会場が主催者の都合で決まってしまうのも、人によってはデメリットに感じるかもしれません。自分の予定と合わなくて受験できないこともあります。

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一般のTOEICテストならほぼ毎月開催しているので、自分の都合のいい日程を選べるのですが、TOEIC IPテストではそうもいきません。

デメリット3:本番の緊張感が薄め

通常のTOEICと異なり、職場や学校などの慣れ親しんだ環境で、しかも周りに知っている人も多いIPテストは、やや緊張感に欠けるというデメリットもあります。

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試験内容はTOEICと同じ形式ですが、環境が異なればIPテストと通常テストでスコアが大きく変わってくる可能性もあります。

TOEIC IPテストが実施される場所と申込方法

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ここではIPテストを受験する際の流れについて、企業と学校に分けて解説します。

企業がTOEIC IPテストを主催する場合

企業がTOEIC IPテストを主催する場合、以下のような流れで実施されることが多いです。

まず、人事部や研修担当部署が中心となって、テストの目的や対象者、実施時期などを決定します。

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全社員に受験してもらうのか、希望者だけなのか、特定の部署や役職者に限定するのかは、企業の方針によって異なります。

テストの日程が決まったら、対象者に受験案内が配られます。メールや社内ポータルを通じて、テストの目的や日時、会場などが伝えられるのが一般的です。申込方法も、メールで返信したり、社内の指定フォームから申し込んだりと、企業によってさまざまです。

試験当日は、指定された会場に集合して一斉に受験します。会場は、会社の会議室や研修室があてられることが多いです。

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みんなで集まって一斉に受験するので、普段の業務では接点のない人と顔を合わせることも。僕も会社で受験した時は「あの人もTOEIC頑張ってるんだ」と思うと、いい刺激になりました。

学校がTOEIC IPテストを主催する場合

学校でのIPテストの受験は、以下のようなケースが多いです。

まず、全学生または特定学部の学生全員に必須要件として受験してもらうパターンがあります。これは、学生の語学力向上を目的とした取り組みの一環として行われることが多いです。

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希望者だけを対象に実施するケースもあります。就職活動を控えた学生たちに、自分の英語力を確認してもらう目的で行われます。

テストの実施主体は、語学系の学部やキャリアセンターが担当することが一般的です。

学生向けの受験案内は、学内ポータルやメール、掲示板などを通じて行われます。大学によっては専用の申込フォームが用意されていることもあるので、よく確認しておきましょう。

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僕がいた京大の場合は学内のポータルサイトの掲示板に書かれているだけだったので、見逃さないように注意が必要と感じました。

会場は学内の教室や講堂が使われるのが一般的です。また、受験者が多い場合は、学部や学科単位で受験日が分かれることもあります。

TOEIC IPテストに関してよくある質問

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最後に、TOEIC IPテストについてよくある質問にお答えします。

TOEIC IPテストのスコアは就職活動に使える?

就職活動では公式認定のTOEICスコアが求められることが多いので、TOEIC IPテストだけではなく、一般のTOEICテストも受験しておくのがベストです。

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企業によってはTOEIC IPテストのスコアも評価の対象にしてくれるところもありますが、就活や転職で使うなら、志望先の幅を広げるために一般のTOEICテストを別途受けておくことをおすすめします。

TOEIC IPテストの難易度は一般のTOEICテストと同じ?

結論から言えば、TOEIC IPテストの問題は一般のTOEICテストと同じです。

英語太郎

とはいえ、デメリットとして説明したように、会場の環境によって集中力に差が出ることは考えられます。一般のTOEICテストは専用の試験会場で行われるので、緊張感がありますが、IPテストは慣れた環境での受験となるので、気が緩むこともあります。

まとめ:TOEIC IPテストは実力の把握にピッタリ

この記事では、TOEIC IPテストについて解説しました。

IPテストは正式なスコアとして認定されないデメリットもありますが、所属する会社や学校で気軽に現在の英語力を測れる試験としておすすめです。

英語太郎

普段はIPテストを受験して実力を把握しつつ、就活や転職などのタイミングで正式なTOEICを受験するというイメージです。ぜひ両方を活用して目標スコア達成を目指してください!

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