みなさん、英語の勉強は順調に進んでいますか?
僕は現在TOEIC950点を保有辞していますが、かつては英語学習に悩む初心者でした。そんな僕が、基礎英語を効果的に学ぶためのポイントをお伝えします。
効果的な英語学習方法には様々なものがありますが、中でも語彙と文法のインプットを優先することが重要です。語彙や文法の知識を増やすことで、英語力全体の向上につながるからです。
本記事では、そんな英語の基礎力を高めるための具体的な方法をお伝えします。また、学習を習慣化するためのコツやおすすめの学習アプリ・スクールも紹介します。英語学習に行き詰まっている方、これから始める方、ぜひ参考にしてみてください。
TOEICの基礎レベルの勉強を考えていてる方は、下記の記事もおすすめです。
語彙力を高めるための効果的な方法
語彙学習の重要性
英語の語彙力は、英語力全体に大きな影響を与えます。語彙力が高ければ、読解力、リスニング力、スピーキング力、ライティング力のすべてが向上します。
たとえば、「run」という単語1つでも、「run a business」(ビジネスを経営する)や「run out of」(〜を使い果たす)といった「走る」以外の様々な表現があります。こうした基礎的な単語から派生した用法を覚えておくと、語彙力のレベルが一段と上がるのを実感しやすいです。
さらに、語彙力は英語学習のモチベーションにも影響します。知っている単語が増えるほど、英語の理解度が上がり、学習意欲も高まります。多読が楽しくなったり、英会話に自信が持てたりと、語彙力の向上によるメリットは計り知れません。
効果的な語彙学習の方法
では、具体的にどのように語彙力を高めればよいのでしょうか。
まずは、単語帳や単語アプリを活用しましょう。紙の単語帳もいいですが、スマホで利用できるアプリも学習しやすくておすすめです。
おすすめのアプリはこの記事の後半で紹介しています。
また、例文を使って単語の使い方を理解するのも効果的です。単語の意味だけでなく、実際にどのように使われるのかを知ることで、語彙力が飛躍的に向上します。
ただ、僕の経験で言うと、基礎段階では例文は参考程度にした方がいいです。例文暗記をいきなりしようとすると結構ハードで、挫折につながる可能性が高まるからです。
最後に、接頭辞、接尾辞を理解しておくと、語彙の習得がぐんと楽になります。たとえば、「in-」(〜でない)、「-able」(〜できる)など、パーツの意味を知っておけば、見知らぬ単語の意味も推測しやすくなります。
語彙学習を習慣化するためのコツ
せっかく覚えた単語も、復習しないとすぐに忘れてしまいます。語彙学習を習慣化することが大切です。
毎日のスキマ時間を語彙学習にあてるのがおすすめです。10分でも15分でもいいので、毎日コツコツと積み重ねていきましょう。
僕は通勤電車の中でアプリを使って勉強するのが日課になっています。
自分に合った学習方法を見つけるのも大切です。紙の単語帳が好きな人もいれば、アプリ派の人もいるでしょう。自分に合ったツールや勉強法を選ぶことで、語彙学習が楽しくなります。
興味のある分野の単語から学ぶのもおすすめです。自分の趣味や仕事に関連する単語を覚えれば、モチベーションを保ちやすくなります。
僕は海外ドラマが好きなので、ドラマの中で使われている単語を集中的に勉強していました。ただこれは余力があれば…という感じで、実際には1つの教材・アプリを完璧に仕上げる方が英語の基礎固めがしやすいです。
文法力を高めるための効果的な方法
文法学習の重要性
英語の文法力も、英語力全体に大きな影響を与えます。文法力があれば、英文の構造を正しく理解し、適切に表現できるようになります。
たとえば、現在完了形の使い方を理解していれば、「I have been to Paris.」(私はパリに行ったことがある)と「I went to Paris.」(私はパリに行った)の違いを正しく表現できます。
英文法の基礎知識は、言葉の微妙なニュアンスを伝えるために欠かせません。
また、文法力は語彙力の定着にも役立ちます。文法の知識があれば、単語を文の中で適切に使えるようになります。たとえば、「look」という動詞の後ろには、「at」や「for」などの前置詞が必要だということを知っておけば、単語の使い方が身につきます。
さらに、語彙の知識と同様に、文法力も英語学習のモチベーションに影響します。文法がわかれば、英語の仕組みが理解でき、英語学習が面白くなります。文法書を読むのが楽しみになったり、英語の問題を解くのが好きになったりと、文法力の向上によるメリットは大きいです。
効果的な文法学習の方法
では、具体的にどのように文法力を高めればよいのでしょうか。
まずは、基本的な文法事項から学びましょう。英語の文法は積み重ねが大切なので、基礎からしっかりと固めていくことが大切です。
スタディサプリENGLISHのようなアプリは文法の解説動画もついていてかなりおすすめです。
文法書や文法問題集、アプリを使って、演習問題を解くのも大切です。文法事項を頭で理解するだけでなく、実際に問題を通して練習することで、知識が定着します。
文法学習も習慣化しよう
文法学習も、語彙学習と同様に習慣化が大切です。
毎日のスキマ時間を文法学習にあてるようにしましょう。スキマ時間を活用して、文法書を読んだり、問題集を解いたりするのがおすすめです。通勤・通学の電車の中や、休憩時間などを有効活用してください。
アプリだと単語と文法の学習を一度に手軽にできるので、僕はアプリの利用を推奨しています。おすすめアプリについては下記の記事をご覧ください。
よくある質問
語彙力と文法力、どちらが先に身につけるべきですか?
語彙力と文法力はどちらも重要ですが、個人的には語彙力を優先的に身につけることをおすすめします。単語を知らなければ、文法の理解も難しくなるからです。たとえば、「The cat sat on the mat.」という簡単な文でも、「cat」「sat」「mat」という単語の意味がわからなければ、SVO(主語-動詞-目的語)の語順を理解することも難しくなります。
ただし、語彙学習と文法学習は両輪です。文法の知識があれば、語彙の定着も早くなります。理想的には、語彙学習を中心に進めつつ、並行して文法学習も行うのがおすすめです。
語彙と文法の学習バランスを6:4くらいの割合にすると基礎固めがしやすいですよ。
英語学習のモチベーションを維持するコツは何ですか?
英語学習を続けるためには、モチベーション管理が欠かせません。特に独学の場合は、自分で学習意欲を高め続ける必要があります。
モチベーション維持のコツは、明確な目標設定です。TOEICで600点を取るなど、具体的な目標を立てましょう。そして、目標達成までの計画を立て、日々の学習を目標に結びつけることが大切です。
自分の現状のレベルに合った教材を使うことも大切です。簡単すぎる、逆に難しすぎる教材は達成感を得づらく、モチベーションの低下につながります。
これまで英語学習で挫折した経験のある方は、いきなり独学というよりも、先ほど紹介したような英語コーチングを使っておくことをおすすめします。
まとめ:英語の基礎は語彙と文法!
この記事では、英語の基礎固めにおいて、語彙と文法の知識がとにかく重要という点を解説しました。
学習の最初の段階では、「英語を話せるようになりたい!」といった気持ちが強く、ついつい英会話レッスンなどのアウトプットの練習から始めやすいですが、単語や文法を知らなければどんなにアウトプットの練習を積んでもなかなか上達しません。
後々のアウトプットの学習を効率的に行うためにも、まずはインプット学習を重視しましょう!特に英語初心者の方の勉強法については、下記の記事も参考にしてください。