スマホでの英語勉強ガイド!できること・できないことを徹底解説

当サイトのリンクには広告が含まれている場合があります。
英語太郎
英語マスター
14歳から英語の勉強法を追究しているアラサー。2024年TOEICの最新スコアは950。英検1級、高校時代は独学で京大模試で英語1位などの成果を挙げている。家庭教師や塾講師としての指導経験も豊富。最終学歴は京大理系の修士課程修了。

スマートフォンの普及により、英語学習の形は劇的に変わりました。いつでもどこでも学習できる便利さは、多くの人にとって魅力的です。しかし、スマホを使った英語学習には長所も短所もあります。

英語太郎

この記事では、主にスマホアプリを使った英語の勉強の可能性と限界について、僕の経験を交えながら詳しく解説していきます。具体的なおすすめアプリについては下記の記事をご覧ください!

目次

スマホを使った英語の勉強でできること

英語太郎

まずはスマホでの英語の勉強で、できることを解説します。

スマホで英語の勉強1:単語・文法を効率的に覚える

スマホアプリを使えば、単語や文法の学習が驚くほど効率的になります。

英語太郎

多くの単語・文法アプリには進捗管理機能がついています。自分の学習状況を視覚的に確認できるので、「今日はこれだけ覚えた」という達成感が得られ、継続的な学習につながります。

音声機能も見逃せません。正しい発音を何度も聞けるので、単語を覚えると同時に発音も身につけられます。僕自身、この機能のおかげで、TOEICのリスニングセクションでのスコアアップにつながりました。

英語太郎

僕がTOEICで活用した単語・文法などが総合的に学べるアプリについては、下記の記事もご覧ください。

スマホで英語の勉強2:リスニング力を劇的に向上させる

スマホを使えば、ポッドキャストなどを活用してリスニング力を大幅に向上させることができます。

YouTubeの英語動画も役立ちます。ネイティブスピーカーが話す生きた英語に触れることで、実際のコミュニケーションで使われる表現やイントネーションを学べます。

英語太郎

僕は特に、TED Talksの動画をよく見ています。様々な分野の専門家による興味深いトピックの講演を聴くことで、語学力と同時に知識も深められるのが魅力です。

英語ニュースアプリもおすすめです。BBCやCNNなどの有名メディアのアプリを使えば、最新の時事英語に触れられます。これは、TOEIC対策としても非常に効果的です。

スマホで英語の勉強3:読解力を効果的に強化する

スマホを活用すれば、読解力も大幅に強化できます。

英語太郎

僕が特に重視しているのは、英語ニュースアプリの活用です。BBCやCNNなどのアプリを使えば、世界中の最新ニュースを英語で読むことができます。これにより、時事問題に関する語彙力が飛躍的に向上し、TOEICのReading Sectionでも高得点を取れるようになりました。

SNSで英語のポストを読む習慣をつけるのも効果的です。TwitterやFacebookで英語圏の友人やフォロワーのポストを読むことで、日常的に使われる表現や略語を学べます。また、リアルタイムで世界中の人々の意見や反応を知ることができ、グローバルな視点も養えます。

また、多くの電子書籍アプリには単語帳機能がついていて、未知の単語をすぐに調べられるのも大きなメリットです。読書中に分からない単語があっても、タップひとつで意味を確認できるので、ストレスなく読み進められます。

スマホで英語の勉強4:ライティング力を徐々に向上させる

スマホでの英作文添削アプリの活用も非常に役立ちます。

ChatGPTなどのアプリを使えば、自分の書いた英文の文法や表現をAIがチェックしてくれます。これにより、自分の弱点を把握し、効率的に改善することができます。僕自身、このアプリを使って、ビジネスメールの品質を大幅に向上させることができました。

英語太郎

ChatGPTでできることについては、下記の記事をご覧ください。

SNSで英語でのコメントや投稿を練習するのもおすすめです。例えば、InstagramやXで英語で投稿してみたり、海外の友人の投稿にコメントしたりすることで、実践的なライティング力が身につきます。また、ネイティブスピーカーの反応を直接得られるので、自然な表現を学べます。

スマホを使った英語の勉強でできないこと

英語太郎

続いて、スマホでの英語の勉強の限界について解説します。

スマホでの英語の勉強の限界1:リアルな会話練習

スマホを使った英語学習には多くのメリットがありますが、実際の会話スキルの向上には限界があります。

英語太郎

アプリを通じて単語や文法を学んでも、リアルタイムでの会話のやり取りを経験することはできません。特に、即興での応答力を身につけるのは難しいです。

非言語コミュニケーションの練習も不足します。表情やジェスチャー、声のトーンなど、実際のコミュニケーションで重要な要素を、スマホ学習だけでは十分に学ぶことができません。

また、文化的なニュアンスの理解も難しいです。言語は文化と密接に結びついているため、アプリだけでは、特定の表現がどのような文脈で使われるのか、どのような印象を与えるのかを完全に理解することは困難です。

グループでのディスカッション能力も育ちにくいです。複数の人と英語でやり取りする際の技術、例えば、適切なタイミングで発言したり、他人の意見に建設的に反論したりする能力は、実際の会話経験を通じてしか身につきません。

スマホでの英語の勉強の限界2:長文作成能力の向上

スマホを使った英語学習では、長めのエッセイやレポート作成の練習が難しいという限界があります。

英語太郎

スマホの小さな画面では、複雑な構成や論理展開を要する長文を書くのは困難です。そのため、構成力や論理的思考力の向上が限定的になりがちです。

複雑な内容を英語で表現する力も育ちにくいです。スマホアプリでの学習は往々にして短文や簡単な表現に偏りがちで、複雑な概念や抽象的な考えを英語で説明する練習が不足しがちです。

アカデミックな文章作成スキルの向上も難しいです。論文やレポートなど、形式や引用規則が厳密に定められた長めの文章を書く練習は、スマホアプリだけでは十分にできません。

スマホでの英語の勉強の限界3:詳細な文法の理解

スマホを使った英語学習では、体系的な文法学習が断片的になりやすいという限界があります。

英語太郎

アプリでの学習は往々にして小さなユニットに分割されているため、文法全体の体系を把握しにくくなります。

高度な文法書の代替にはなりにくいという点も挙げられます。複雑な文法規則や例外的な用法、ニュアンスの違いなどを詳細に解説した専門書に比べると、アプリでの学習では情報量が限られてしまいます。

英語太郎

例えば、僕が英語を本格的に勉強し始めた頃、「仮定法」の概念に苦戦しました。アプリでは基本的な使い方は学べましたが、なぜそのような表現が存在するのか、どのような歴史的背景があるのかといった深い理解を得るには、結局専門書を参照する必要がありました。

また、高度な文法事項、例えば「分詞構文」や「関係代名詞の非制限用法」などは、アプリだけでは十分に理解し、使いこなすのが難しいです。これらの文法事項は、豊富な例文と詳細な解説が必要ですが、スマホアプリではそこまで深く掘り下げることは難しいのが現状です。

スマホでの英語の勉強の限界4:専門的な語彙の習得

スマホを使った英語学習では、特定の分野に特化した専門用語の学習が難しいという限界があります。

一般的な英語アプリでは、日常会話や一般的なビジネス英語は学べても、医学、法律、工学などの専門分野で使用される用語を体系的に学ぶことは困難です。

英語太郎

学術的、技術的な英語の習得にも限界があります。例えば、僕が大学院で研究論文を読む必要があった時、一般的な英語アプリでは全く対応できませんでした。結局、その分野の専門書や論文を読み込むことで、必要な語彙を習得しました。

業界特有の表現の理解も不足しがちです。各業界には独自の言い回しやイディオムがありますが、これらはスマホアプリだけでは十分にカバーできません。実際のビジネスシーンでの経験や、その業界に特化した教材が必要になります。

英語太郎

文脈に応じた適切な専門用語の使い分けも難しいです。例えば、ビジネス英語では、同じ概念でも場面によって使う単語が変わることがあります。こうした微妙なニュアンスの違いは、アプリだけでは十分に学ぶことができません。

スマホでの英語の勉強の限界5:長時間の集中学習

スマホを使った英語学習では、長時間の集中学習が難しいという限界もあります。

まず、画面の小ささによる目の疲れが集中力を妨げます。僕も最初はスマホで長時間学習しようとしましたが、目の疲れや頭痛で長続きしませんでした。

英語太郎

通知やSNSの誘惑で長時間の集中が難しいのも大きな問題です。スマホは便利ですが、同時に多くの誘惑も抱えています。LINEやXの通知が来れば、つい学習を中断してしまいがちです。

深い思考を要する学習には不向きという点も挙げられます。例えば、長文を読んで内容を分析したり、複雑な文法規則を理解したりするには、じっくりと考える時間が必要です。しかし、スマホの小さな画面では、そのような深い思考に没頭するのが難しいです。

物理的な教材と比べて没入感が得られにくいのも欠点です。紙の本やノートを使った学習では、ページをめくったり、書き込みをしたりする物理的な動作が、学習への没入感を高めます。スマホでは、この感覚が得られにくいです。

スマホを活用した効果的な英語勉強法

英語太郎

続いて、スマホを使った英語の勉強法についても解説します。

スマホを使った英語の勉強のコツ1:学習目的に合ったアプリの選択

効果的な英語の勉強のためには、自分の目的に合ったアプリを選ぶことが重要です。例えば、TOEIC対策、ビジネス英語、旅行英会話など、目的別に最適なアプリを選びましょう。

英語太郎

目的別のおすすめアプリは下記の記事をご覧ください。

無料版と有料版の機能を比較して最適なものを選択するのも大切です。多くのアプリは基本機能を無料で提供していますが、有料版にアップグレードすることで、より高度な機能や広範なコンテンツにアクセスできます。

英語太郎

僕は、本気で学習に取り組むアプリは有料版を選び、試しに使ってみたいアプリは無料版から始めるようにしています。

スマホを使った英語の勉強のコツ2:スキマ時間の効果的な活用

スマホを使った英語学習の大きな利点は、スキマ時間を効果的に活用できることです。

英語太郎

通勤時間や休憩時間を利用して短時間で集中学習をすることで、忙しい日々の中でも着実に英語力を伸ばすことができます。僕は通勤電車の中で単語アプリを使って、毎日10-15分ほど集中的に新しい単語を覚えるようにしています。

ちょっとした時間を積み重ねて十分な量の学習ができるのが、スマホの英語の勉強のポイントと言えます。

スマホを使った英語の勉強のコツ3:学習の習慣化

スマホを使った英語の勉強を効果的に行うには、学習を習慣化することが重要です。

英語太郎

毎日同じ時間に学習するリマインダーを設定することで、規則正しい学習習慣を身につけることができます。僕は朝7時と夜9時にリマインダーを設定し、1日2回の学習を習慣化しています。

学習ログを記録し、定期的に振り返りを行うのもおすすめです。学習時間や内容、感じたことなどを記録し、月に1回程度振り返ることで、自分の成長を実感できます。

英語太郎

有料アプリは学習の進捗が自動で記録されることが多いです。

スマホを使った英語の勉強のコツ4:スマホアプリ以外の学習を組み合わせる

スマホアプリだけでなく、他の学習方法も組み合わせることで、より効果的に英語力を向上させることができます。

英語太郎

対面・オンラインでの英会話レッスンに参加して実践的な会話力を磨くのは非常に効果的です。僕は週に1回、オンライン英会話サービスを利用して、ネイティブスピーカーと約30分間会話する時間を設けています。おすすめのオンライン英会話については、下記の記事もご覧ください。

英語の新聞や雑誌を定期購読し、長文読解力を養うのもおすすめです。「The Japan Times」や「Time」といった英字新聞や雑誌を読むことで、時事問題に関する語彙力とともに、長文を読む力も身につきます。

仕事で英語を使う方は、英語でのプレゼンテーションを練習し、公の場での英語使用に慣れるのも大切です。例えば、職場や学校で機会があれば、英語でプレゼンテーションを行うことに挑戦してみましょう。準備の過程で多くの学びがあり、実際にプレゼンを行うことで自信もつきます。

英語太郎

プレゼンの練習などもできるビジネス英語向けのオンライン英会話については、下記の記事をご覧ください。

スマホを使った英語の勉強のコツ5:モチベーション維持の工夫

英語の勉強を長期的に続けるには、モチベーションの維持が欠かせません。

英語学習の目標をノートやスマホのメモに書き出し、定期的に見直すことで、自分の目標を常に意識することができます。僕は定期的に目標を見直し、必要に応じて更新しています。

英語太郎

英語の資格試験に挑戦し、具体的な目標を持つのも効果的です。TOEICや英検、IELTSなどの試験に向けて勉強することで、明確な目標ができ、モチベーションが高まります。僕自身、TOEICのスコアアップを目指して勉強を続けたことで、英語力が大きく向上しました。

英語圏への旅行を計画し、実践的な学習意欲を高めるのもおすすめです。旅行先で使える英語表現を学んだり、その国の文化について調べたりすることで、楽しみながら学習を続けられます。実際に旅行に行けば、それまでの学習の成果を試す絶好の機会になります。

スマホでの英語の勉強のよくある質問

英語太郎

最後に、よくある質問にお答えします。

スマホの勉強だけで英語は上達しますか?

スマホは確かに便利なツールですが、それだけで英語を完全にマスターするのは難しいです。リスニングや単語学習には効果的ですが、実際の会話練習には限界があります。

英語太郎

スピークバディのような英会話ができるアプリもありますが、臨機応変な会話トレーニングには欠ける印象です。

自分の弱点や目標に合わせて、スマホ学習と他の方法を適切に組み合わせることが大切です。例えば、読解力を伸ばしたい人は、スマホでの学習に加えて英字新聞を読む習慣をつけるのがいいでしょう。会話力を伸ばしたい人は、スマホでの学習に加えて、オンライン英会話サービスを利用するのが効果的です。

どのくらいの頻度でスマホを使って英語を勉強すべきですか?

効果的な英語学習のためには、毎日15-30分程度の学習が理想的です。

英語太郎

短時間でも毎日続けることが、長期的な上達につながります。例えば、毎日15分の学習を1年間続けると、合計91時間以上の学習時間になります。これは、週末にまとめて3時間勉強するよりも、はるかに効果的です。

自分のスケジュールに無理なく組み込める時間を設定しましょう。例えば、朝の通勤時間や昼休み、就寝前のリラックスタイムなど、自分のライフスタイルに合わせて学習時間を確保するのがいいでしょう。

朝・昼・晩と分けて、短時間ずつ学習するのも効果的です。例えば、朝は新しい単語を5つ覚える、昼休みは短い英語ニュースを読む、夜はリスニング練習を10分するなど、時間帯によって学習内容を変えることで、飽きずに継続できます。

英語太郎

最後に、無理のない範囲で継続することが何より大切です。たとえ5分でも毎日続けることの方が、たまに長時間勉強するよりも効果的です。自分のペースで、楽しみながら学習を続けていってください。

まとめ

スマホを使った英語学習には、多くの可能性と同時に限界もあります。

単語学習、リスニング力の向上、読解力の強化、簡単なライティング練習、文法学習などには非常に効果的です。しかし、リアルな会話練習、長文作成能力の向上、詳細な文法の理解、専門的な語彙の習得、長時間の集中学習には限界があります。

英語太郎

これらの限界を認識した上で、スマホ学習と他の学習方法を適切に組み合わせることが重要です。スキマ時間の活用、学習の習慣化、モチベーション維持の工夫など、様々な戦略を駆使して効果的な学習を続けてください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次