僕は現在TOEIC950点で、これまで様々な英語学習法を試してきました。この記事では、最近注目を集めているアルクの英会話アプリ「トーキングマラソン」について、その特徴や料金、メリット・デメリットを徹底的に解説していきます。
このアプリは本当に効果があるのか、料金に見合う価値があるのか、一緒に見ていきましょう。先に公式サイトをご覧になる場合は下記のボタンからどうぞ!
トーキングマラソンとは?基本情報と特徴
引用:トーキングマラソン
トーキングマラソンは、老舗の英語教材メーカーであるアルク社が開発した英会話アプリです。このアプリの最大の特徴は、日常英会話で頻繁に使用される520のフレーズを効率的に学習できる点です。
僕がこのアプリを使って特に印象に残ったのは、「クイックレスポンス」方式という独自の学習システムです。これは、提示される質問や状況に対して6秒以内に英語で返答するというもので、実際の会話シーンを想定したトレーニングになっています。
最初は6秒というタイムプレッシャーに戸惑いましたが、続けていくうちに英語で素早く反応する力が身についていくのを実感しました。
さらに、音声認識AIによる5段階評価システムが導入されていて、自分の発音やイントネーションをチェックできるのも魅力的です。僕の場合、特に「th」の発音が苦手だったのですが、このシステムのおかげで自分の弱点に気づき、集中的に練習することができました。
トーキングマラソンの基本的な学習の流れは、1日6スキット(短い会話)を学習していくというものです。これは、忙しい社会人や学生でも無理なく続けられる量設定だと感じています。実際に僕も、通勤前や寝る前の時間を使って学習を続けることができました。
トーキングマラソンの料金プラン
さて、気になる料金プランについてお話ししましょう。
トーキングマラソンの利用料金は月額4,378円(税込)です。これは決して安い金額とは言えませんが、英語学習に本気で取り組むつもりなら、投資する価値は十分にあると僕は考えています。
嬉しいポイントとして、2週間の無料お試し期間が設けられています。僕自身、この期間を利用してアプリの使い心地を確認し、自分に合うかどうかを判断しました。
料金を日割りで計算すると、1日あたり約141円。毎日カフェでコーヒーを1杯飲む代わりにこのアプリを使うと考えれば、それほど高くない印象です。
支払い方法はクレジットカード決済のみとなっていますが、解約はいつでも可能です。
他のサービスの料金比較
トーキングマラソンの料金が適切かどうかを判断するために、他の人気英会話サービスと比較してみましょう。
- スタディサプリENGLISH(新・日常英会話コース):月額2,178円(税込)
- スピークバディ:月額3,300円(税込)
- DMM英会話(毎日1レッスン):月額6,980円(税込)
- ネイティブキャンプ(プレミアムプラン):月額7,480円(税込)
この比較から、トーキングマラソンはアプリの中では高め、オンライン英会話も含めると中間的な価格帯に位置していることがわかります。
僕の経験上、最も安いアプリが必ずしも最良の選択肢とは限りません。トーキングマラソンの場合、その独自の学習システムと充実したコンテンツを考慮すると、料金に見合う価値があると判断しています。
トーキングマラソンのメリット
ここでは、トーキングマラソンのメリットを紹介します。
短期間で実用的なフレーズが身につく
トーキングマラソンの最大の魅力は、約3ヶ月で520フレーズをマスターできる点です。
僕が実際に使ってみて感じたのは、これらのフレーズが非常に実用的だということです。学習方法も、実際の会話シーンを想定したものになっています。
パターンプラクティスを通じて、学んだフレーズを様々な状況で応用する力も身につきます。僕の場合、友人との会話や海外旅行の際に、自然とこれらのフレーズが口から出てくるようになりました。
繰り返し練習することで定着率が高いのも特徴です。最初は覚えるのに苦労したフレーズも、何度も練習しているうちに自然と使えるようになっていきました。この反復練習の効果は、実際の英語使用場面で大いに役立ちます。
スピーキング力に特化したトレーニング
トーキングマラソンの「クイックレスポンス」方式は、英語のスピーキング力向上に非常に効果的です。6秒以内に返答することを求められるため、英語で考える力と瞬発力が同時に鍛えられます。
音声認識AIによる発音チェックも大きな利点です。自分では気づかなかった発音の癖や、イントネーションの問題点を指摘してくれるため、より正確な発音を身につけることができます。
また、実際に声に出して練習することで、フレーズがより記憶に残りやすくなります。単に目で見て覚えるよりも、口に出して練習する方が効果的だと実感しています。さらに、リスニング力も同時に向上するのも嬉しいポイントです。英語を聞き取る力と話す力が同時に伸びていくのを感じられます。
このトレーニングを続けることで、英会話の基本的なリズムも身につきます。質問に対してスムーズに返答したり、相手の言葉に適切に反応したりする力が自然と養われていきます。
継続しやすい学習システム
トーキングマラソンの大きな魅力の一つは、継続しやすい学習システムを採用している点です。1日たった5分から始められるので、忙しい社会人や学生でも無理なく取り組めます。
スキマ時間を活用しやすいのも大きなポイントです。スマートフォンさえあれば、いつでもどこでも学習できるので、待ち時間や休憩時間を有効活用できます。
毎日の学習記録が可視化されるのも、モチベーション維持に役立ちます。自分の進捗状況や継続日数が一目で分かるので、達成感を得やすく、学習を習慣化しやすいです。僕も、この機能のおかげで「今日も頑張ろう」と思えた日が何度もありました。
復習機能もメリットの1つです。苦手なフレーズや忘れやすいフレーズを重点的に復習できるので、無駄のない学習が可能です。これにより、限られた時間で最大限の効果を得ることができます。
さらに、AIキャラクターとの会話形式で練習できるのも魅力的です。実際の人間との会話に比べて緊張せずに練習できるので、英語に苦手意識のある人でも気軽に始められます。
トーキングマラソンのデメリット
続いて、トーキングマラソンのデメリットを解説します。
料金が他のアプリと比べて高め
トーキングマラソンの最大のデメリットは、月額4,378円(税込)という料金設定が他のアプリと比べて高めな点です。確かに、この金額は決して安くありません。長期間利用すると総額がかさむため、学生や予算に制限がある人にとっては大きな負担になる可能性があります。
僕自身、最初はこの料金に躊躇しました。他の安価なアプリで代用できるのではないかと考えたこともあります。しかし、実際に使ってみると、その独自の学習システムや充実したコンテンツに納得感を覚えました。それでも、費用対効果を慎重に検討する必要があるのは確かです。
特に、英語学習にあまり時間を割けない人や、自己学習の習慣が身についていない人にとっては、この料金が重荷に感じるかもしれません。トーキングマラソンを始める前に、自分の学習スタイルや目標、予算をしっかりと見極めることをおすすめします。
音声認識の精度に課題あり
トーキングマラソンのもう一つの弱点は、音声認識の精度です。発音によっては正しく認識されないことがあり、これがフラストレーションの原因になることがあります。僕の経験では、特に「r」の発音で苦労しました。正しく発音しているつもりでも、システムに認識されないことがあったのです。
また、周囲の雑音で誤認識が起こりやすいのも難点です。駅など公共の場では使いづらく、静かな環境で学習する必要があります。これは、移動中のスキマ時間を活用したい人にとっては制約になる可能性があります。
僕の場合は、この「認識されにくさ」を逆にチャンスと捉えました。より明確に、正確に発音する努力をするきっかけになったからです。それでも、音声認識の精度向上は今後の改善点として期待したいところです。
コンテンツの範囲が限定的
トーキングマラソンは日常会話に特化したアプリですが、それゆえにコンテンツの範囲が限定的であるという側面もあります。例えば、英文法や単語の詳しい解説がないため、文法の基礎から学びたい人には不向きかもしれません。
また、ビジネス英語や専門的な内容は扱っていないのも特徴です。僕のように、仕事で使う専門用語や、よりフォーマルな表現を学びたい人にとっては、物足りなさを感じます。
TOEICなどの資格対策には直接的には役立たないのも、デメリットの一つです。英語の資格取得を目指している人は、別途対策が必要になります。
上級者向けのコンテンツが少ないのも課題です。より高度な表現や、ネイティブスピーカーレベルの会話力を身につけたい場合は、他の学習方法と併用する必要があります。
つまり、トーキングマラソンは英語学習の全てをカバーしているわけではありません。日常会話のスキルアップに特化したアプリであり、その他の英語スキルを伸ばすには、別の学習方法を活用する必要があると言えます。
トーキングマラソンを使ってみた感想
実際に3ヶ月間トーキングマラソンを使ってみた僕の率直な感想をお伝えします。
最初は難しかった…
最初の2週間は、6秒以内に返答するのが本当に難しかったです。頭の中で日本語から英語に翻訳している時点で時間切れになってしまうことも多々ありました。しかし、2週間ほど続けると少しずつ慣れてきて、徐々にスムーズに返答できるようになりました。
発音チェックはありがたい
発音の細かいチェックで、自分の癖に気づけたのも大きな収穫でした。特に「th」の発音が苦手だったのですが、トーキングマラソンの音声認識システムのおかげで、その問題点を認識し、集中的に練習することができました。
ただし、デメリットでも述べたように、駅の待ち時間では使いづらかったのも事実です。周囲の目が気になるのと、雑音で音声認識の精度が落ちてしまうため、主に自宅で練習するようになりました。
これは当初想定していた「スキマ時間の活用」とは少し異なる使い方になってしまいましたが、逆に集中して学習する時間を確保するきっかけになりました。
3ヶ月続けるとかなり効果を実感
3ヶ月続けてみて、英語で話すことへの抵抗感が驚くほど減りました。実は僕はビジネス場面の英語は比較的得意で、逆に日常英会話に苦手意識が強いのですが、トーキングマラソンで日々練習を重ねたことで、実際の会話でも日常的な場面でかなり落ち着いて話せるようになりました。
さらに、オンライン英会話と併用することで、より効果を実感できました。トーキングマラソンで学んだフレーズを、実際のネイティブスピーカーとの会話で使ってみることで、より自然な英語の使い方を身につけることができました。
料金は確かに高めに感じましたが、英会話力向上には確実に役立ちました。特に、短期間で実用的なフレーズを習得できたことは、この料金に見合う価値があったと個人的には感じています。
トーキングマラソンの効果的な使い方
僕の経験から、効果的なトーキングマラソンの使い方をいくつか紹介します。
学習習慣の確立を目指す
まず、毎日決まった時間に学習する習慣をつけることが重要です。僕の場合、朝食後の15分間をトーキングマラソンの時間と決めて取り組みました。この習慣化により、英語学習が日常の一部になり、継続しやすくなります。
ちゃんと声に出す
次に、声に出して練習することを心がけましょう。単に頭の中で考えるだけでなく、実際に口に出すことで、スピーキング力が確実に向上します。最初は恥ずかしく感じるかもしれませんが、慣れてくると楽しくなってきます。
音声認識に一喜一憂しすぎない
音声認識の結果にこだわりすぎず、自己判断も大切にすることをおすすめします。時には正しく発音しているのに認識されないこともありますが、そういった場合は自分の感覚を信じて進めていくことが大切です。完璧主義にならずに、継続することを重視しましょう。
実践の機会がある方がいい
学習したフレーズを意識的に使ってみるのも効果的です。僕の場合はオンライン英会話を活用していました。
おすすめのオンライン英会話サービスについては下記の記事をご覧ください。
復習をしっかりする
定期的に過去のスキットを復習するのも忘れずに。新しいフレーズを学ぶことも大切ですが、既に学んだフレーズを忘れないようにすることも同じくらい重要です。僕は週末に、その週に学んだフレーズの総復習をする時間を設けていました。
トーキングマラソンのよくある質問
最後に、トーキングマラソンのよくある質問にお答えします!
トーキングマラソンは初心者でも使えますか?
結論から言うと、中学英語レベルの文法知識があれば十分に使用可能です。具体的に言うと、TOEICスコア400点程度から効果的に学習できると感じました。
ただし、超初心者の方の場合は、他の基礎学習アプリやスクールでの学習から始めることをおすすめします。英語の基本的な文法や単語の知識がある程度ないと、トーキングマラソンの効果を最大限に引き出すのは難しいかもしれません。
2週間の無料お試し期間があるので、自分に合うかどうかを確認できるのは大きなメリットです。英語に苦手意識がある人でも、継続的に使用すれば効果を実感できるはずです。
オンライン英会話との違いは何ですか?
トーキングマラソンとオンライン英会話の最大の違いは、前者がAIとの会話練習であるのに対し、後者は実際の人間との会話という点です。
トーキングマラソンは24時間いつでも利用可能で、自分のペースで学習できるのが大きな利点です。一方、オンライン英会話はより自由な会話ができ、実際のコミュニケーション能力を養うのに適しています。
料金面では、一般的にトーキングマラソンの方が安いです。
僕の経験では、2つをを併用することで相乗効果が期待できます。トーキングマラソンで基本的なフレーズや反応速度を鍛え、オンライン英会話でそれらを実践するという使い方が効果的でした。
どのくらいの期間で効果が出ますか?
トーキングマラソンの目標である520フレーズのマスターには、3ヶ月程度かかります。僕の場合、3ヶ月後には確かに英語での反応速度が上がったと感じました。
ただし、効果を感じるためには毎日継続することが重要です。たとえ5分でも毎日取り組むことで、着実に力がついていきます。また、学習時間が長いほど効果は高まります。
まとめ:トーキングマラソンは料金以上の価値があるか
引用:トーキングマラソン
さて、ここまでトーキングマラソンについて詳しく見てきましたが、最後に「この英会話アプリは料金以上の価値があるのか」という点について、僕の率直な意見をお伝えします。
トーキングマラソンは、スピーキング力向上に特化した効果的なアプリです。僕自身、使い始めてから英語での反応速度が格段に上がり、日常会話のフレーズがスムーズに口から出てくるようになりました。この点だけでも、英語学習に真剣に取り組みたい人にとっては大きな価値があると言えるでしょう。
料金は確かに高めですが、短期間で実用的なフレーズが身につく点を考えると、決して高すぎるとは言えません。オンライン英会話などと比較すると、むしろコストパフォーマンスは良いと感じます。
また、継続しやすいシステムで英語学習の習慣化に役立つ点も大きなメリットです。毎日少しずつ学習を積み重ねることで、確実に英語力が向上していくのを実感できます。
ただし、音声認識の精度など、改善の余地がある部分もあります。また、文法や読解力の向上には別のアプローチが必要になるでしょう。
結論として、英会話力を集中的に伸ばしたい人、特に日常英会話のスキルアップを目指している人にとっては、トーキングマラソンは料金以上の価値があると僕は考えています。しかし、英語学習の全てをこのアプリだけでカバーすることは難しいので、自分の目的や学習スタイルに合わせて、他の学習方法と組み合わせることをおすすめします。
最後に、2週間の無料お試しを活用して、自分に合うかどうかを確認することをおすすめします。僕自身、この無料期間で使いやすさや効果を実感できたからこそ、継続利用を決めました。皆さんも、自分の目標や学習スタイルに合っているかどうか、実際に使ってみて判断してください。ぜひ下記の公式サイトから体験してみてくださいね!